Interview 照正組のひと

現在は社長室と人事を兼務しています。社長室は僕たちが入社した年に新設されたチームで、僕は入社後そこに配属されました。社長室は総合企画課の中にあるチームで人事と広報も課の中に含まれていたこともあって3年目からは人事も兼務することになりました。

社長室では社長の補佐役として、新規事業の準備や資料作成、アポイントなどを取ることが主な業務です。人事は社内研修、インターンシップの受入れ、大学などに出向いての企業説明会、人材会社が主催する合同説明会への出展、選考などが主な業務になります。

社長室と人事の業務のバランスは大体半々ぐらい。特に人事は毎年のスケジュールがある程度決まっているので、社長室の稼働が空いている時間を使って年次のイベントに向けて逆算しながら事前準備をしています。

業界共通の魅力だと思いますが「モノとして残る、地図に残る仕事」なのが好きですね。社長に同行すれば建築営業や建設計画、土地の仕入れなどを間近で見て、そこで関わった場所に最後は建物が建つ姿は思い入れが強くなりますし印象に残ります。社長から作成した資料に対して感謝された時は特にやりがいを感じますね。

就活生や新卒生に接すると、僕自身が原点に戻った気分になって身が引き締まる思いになるところも人事の仕事では好きですね。建物が残っていくように「人をつくる仕事」だと思っているので、自分が携わったメンバーが成長して活躍している姿を見た時には、てるまさグループの経営理念の「ずっといっしょ、ずっとしあわせ」を感じられてとてもやりがいになっています。内定式で入社した新卒から「ありがとうございます」と言われた時には、採用活動を半年間やってきてよかったなと思いますよ。

「感謝」と「謙虚さ」を大切にしています。「感謝」しているのは合同説明会で声をかけてくれた人事の方、入社後に指導してくれた先輩たち、支えてくれた同僚、もちろん社長にも。今の環境で働けていることへの感謝は、どれほど経験を積んでいっても忘れないようにしたいですね。

どんな場面でも慣れてしまうことが一番怖いと思っているので「謙虚さ」を忘れないことも大切にしようと思っています。慣れてしまうと「これぐらいでいいだろう」という甘えが出てしまうと思うので。そういう姿が見えるとお客様も一緒に働く人たちも嫌な思いをするはずなので、常に謙虚にしていたいと思っています。

僕の強みは野球経験で得た「先を読んでプレーする力」で、弱みは「心配性な性格」だと入社したころは考えていました。それがいつしか先々の不安要素をできる限り想定して早めに準備をしておくことが出来るようになっていました。弱みを克服するのではなく活かす方法に考え方を変えたことで、案外強みになるんだなと学べたことが成長できたところだと思っていますね。

今後は、建築や不動産の現場について、より専門的な目線で学んでいきたいです。人事としては、就活生に向けて建築の魅力をもっともっと伝えていきたいです。仕事なのでときには難しさや辛さもありますが、それを乗り越えた先には必ず将来の自分のスキルは上がっていく、そんなことを伝えられる人になっていきたいですね。

社長室も人事も共通することですが、まずは口の堅い人は向いています。どちらも機密情報が多いチームなので。また、事前の準備も含めてとにかく先回りして行動出来る人が向いていますね。

気負わずに失敗を恐れない人も向いているかもしれません。入社して間もないころは失敗するのは当たり前ですが、ただ無鉄砲だということではなく、失敗した時にもちゃんと原因を分析して次に活かせる人なら、どんな場面でも活躍していけると思いますよ。

就活は内定がゴールではありません。入社後をイメージしながら進めて欲しいですね。自己分析をすることも社会人としては鍵になってきます。非常に大事です。強みよりも弱みをじっくりと分析することで、自身の特徴を会社でどう活かせるのかがわかってくると思います。自身の武器を知り、それを磨くこと！

それと、何事にも「興味を持つ」ことを忘れないで下さい。弊社に限らず、どんな仕事でも興味を持つことで就活も仕事ももっと楽しくなると思いますよ。その興味の先に、自分の価値観に合った会社が見つかるかもしれません。もちろんそうして選んだ会社が弊社だったらさらに嬉しいですね！